2011年4月20日水曜日

CJ Internet開発の「PRIUS Online」,日本を含めた海外

 CJ Internetは8月12日,自社の開発スタジオであるCJIGで開発中のMMORPG,「PRIUS Online」(関連記事)の海外版権契約を,日本のEntertainment Farmと締結したことを明らかにした。


 Entertainment Farmは東京の文化コンテンツ専門投資運用会社で,主に映画やゲームに関連した事業を進行中だ。2007年の12月には,ガンホー?オンライン?エンターテイメントから「グランディア オンライン」の版権を購入(※リンクをクリックするとPDFファイルのダウンロードが始まります)したことでも話題となっていた企業である。

 今回の契約は総額10億円規模で,その範囲は韓国/中国/台湾/東南アジア地域を除いた全世界市場。中国/台湾/東南アジアなどの市場への展開はCJ Internetが直接行っていくとのこと。
 本作がCJ Internetのタイトルであることから,日本ではCJインターネットジャパン(CJIJ)による運営かと思われていたが,現状ではCJIJは今回の契約に関わっていないようである。今後,日本での運営を含めて,どのように展開していくのか注目しておこう。


 なお,本作の特徴は,プレイヤーの“魂のパートナー”である「ANIMA(アニマ)」が,自身の意志によって行動し,周辺の環境や状況によってプレイヤーを助けてくれたりするというものだ。危険な状況では巨大戦闘兵器“ガイガーズ”を召喚するといった能力も持っている。韓国では8月12日から24日まで2回目のCBTが実施中だ。

 韓国で7月に行われた1次CBTでは,既存のMMORPGとは違い女性プレイヤーの参加率が30%を上回ったことから,業界では“女性も楽しめるMMORPG”として認知されているという。
 女性プレイヤーが集まる理由としてCJ Internetは,幻想的なグラフィックスとプレイヤーとを結び付ける“ANIMAシステム”などが,女性に魅力的な要素として作用したようだと分析している。


引用元:アトランティカ rmt